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2026/08/26

今後の方向性を決め、儲け方の設計をしよう!

前回の記事では、経営計画書を作成する第一歩として、「自社の儲け方を見える化する」というテーマで、リーンキャンバスをご紹介しました。

自社は誰を顧客としているのか。
どんな課題を解決しているのか。
どんな価値を提供しているのか。
そして、どこから収益が生まれているのか。

まずは自社の事業を俯瞰し、現在の姿を整理することが大切です。

現状を把握した次に考えることは「これから、どうやって儲けていくのか」ということです。

「売上を増やす」を、もっと具体的に考える
「売上を増やしたい」と考えることは、経営において当然のことです。
しかし、売上を増やす方法は一つではありません。

例えば、

・お客様の数・受注数を増やす
・顧客単価を上げる
・購買頻度・リピート率を高める
・新たなビジネスモデルを開発する
・市場占拠率を高める
・経営資源を再配分する
・MVV経営によって社員の当たり前基準を上げる

など、さまざまな方法があります。

つまり、「売上を増やす」という目標を、「何を変えれば、収益が高まるのか」まで具体的にしていく必要があります。

まずは、今の売上を細分化してみる

そのために重要なのが、現在の売上を細かく見てみることです。

「売上○○万円」という一つの数字だけでは、自社がどこで売上をつくっているのか、どこに伸びしろがあるのかは分かりません。
そこで、売上をさまざまな切り口で細分化してみます。

ここでは、売上を細分化する視点として、次の20の項目を挙げます。

1. 商品・サービス別
2. 事業部・部門別
3. 顧客別(得意先別)
4. 顧客属性別(業種・業界)
5. 新規 vs 既存顧客
6. 紹介 vs 広告 vs 自然流入
7. 地域・拠点・店舗別
8. 時系列別(年・月・週・日)
9. 時間帯別(特に飲食・小売)
10. ファネル・ステップ段階別(見込→商談→成約)
11. 価格帯別商品群
12. 契約形態別(サブスク・都度)
13. 契約期間別(1年・3年など)
14. 営業担当者別
15. キャンペーン別
16. リード獲得経路別(SNS・SEO・展示会など)
17. 流通チャネル・経路別(直販/代理店/EC)
18. 受注形態別(法人/個人)
19. 継続率・解約率別
20. 広告別(媒体・クリエイティブごと)

もちろん、すべてを細かく分析する必要はありません。

大切なのは、
「自社の場合、どの切り口で売上を見ると、儲け方のヒントが見つかるだろう?」
と考えてみることです。

数字を分解すると、見えてくるものがある
例えば、商品別に売上を見てみると、
「売上は大きいけれど利益が少ない商品」と「売上は小さいけれど利益率が高い商品」が見つかるかもしれません。

新規・既存で分けてみれば、
「新規顧客の獲得より、既存顧客への提案を増やした方が効率がいい」ということが分かるかもしれません。

紹介・広告・SNSなど、顧客獲得経路を分けることで、新たな発見があるかもしれません。

このように売上を細分化することで、
「自社は、どこで売上をつくっているのか」
が見えてきます。
そして、その先にあるのが、
「これから、どこを伸ばしていくのか」
という経営判断です。

 

今後の「儲け方」を設計する

ここまで整理できたら、いよいよ今後の方向性を考えていきます。

客数を伸ばすのか。

顧客単価を上げるのか。

リピート率を高めるのか。

新しいビジネスモデルをつくるのか。

市場を絞ってシェアを高めるのか。

経営資源を、より利益の出る事業へ再配分するのか。

会社の理念やビジョンを明確にし、社員の行動基準を高めるのか。

重要なのは、自社にとって、どの方法が最も効果的なのかを考えることです。

 

経営計画書は、ただ将来の売上や利益の数字を書くものではありません。

「自社は今、どうやって儲けているのか」
を把握し、
「これから、どうやって儲けていくのか」
を決める。
そのためのものでもあります。

前回ご紹介したリーンキャンバスで自社を俯瞰し、現在の儲け方を把握する。
そして、売上を細分化し、今後伸ばすべきポイントを見つける。
そこから、これからの事業の方向性と「儲け方」を設計していきます。

まずは一度、自社の売上をいくつかの切り口で分けて見てみてください。
今まで一つの数字として見ていた「売上」の中に、これからの経営を変えるヒントが隠れているかもしれません。
これを機に、自社の「儲け方」を見える化してみませんか?

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