相続税とは、亡くなった人の財産を受け継ぐ際に課される税金です。
すべての相続に税金がかかるわけではなく、一定の基礎控除額を超えた場合にのみ課税されます。
相続税のかかる財産とは?
相続税の対象となる財産には、以下のようなものがあります(例示)。
現金・預貯金 | 生命保険金(一定額を超えたもの) |
土地・建物 | 貴金属・美術品 |
株式・投資信託 |
※墓地や仏壇などの祭祀財産は非課税となります。
相続税の計算方法
相続税の計算は以下の順番で行われます。
1.遺産総額を算出(相続財産の合計額)
2.基礎控除額を差し引く
→計算式:3,000万円+600万円×法定相続人の数
3.課税遺産総額に税率を適用
→相続税の税率は取得した財産の額に応じて10%~55%の範囲で計算します。
★豆知識
生命保険の受取金の内、
500万円×法定相続人の部分は非課税になるよ!
相続税の申告と納付
相続税の申告は、通常被相続人が亡くなった日の翌日から10か月以内に行うことになっています。
期限を過ぎてしまうと加算税や延滞税が発生する場合があるため、早めの準備が重要です。
申告には多くの書類が必要となり、財産の評価や分割の合意も含まれるため、専門家のアドバイスを
受けることが効率的で安心です。
まとめ
相続税の税率は最高で55%になります。税理士法人光成会計事務所は、相続税対策業務も行って
おります。豊富な経験と確かな知識でお客様の大切な資産を守るお手伝いをしています。財産の円
滑な承継を支援し、税負担の軽減を図るための最適なプランをご提案いたします。
相続に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
参考HP:参考:
No.4205 相続税の申告と納税|国税庁
財産を相続したとき|国税庁
相続税の仕組みの分かりやすい解説「相続税のあらまし」|国税庁
文責:工藤 祐成