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2025/09/05 2025/09/04

最低賃金、改定の目安は過去最高額に

最低賃金の改定は10月です。

人件費・経費の対策を考えましょう

(資金対策、シフト管理、業務効率化 等)

 

 

8月4日の厚生労働省中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安が発表されました。

 

沖縄の場合、時給単価64円の引き上げ目安となり、現行の952円から1,016への改定が予想されます。

北海道の場合、時給単価63円の引き上げ目安となり、現行の1,010円から1,073への改定が予想されます。

 

 

 

最低賃金とは?

 

国が定めた「労働者に必ず支払わなければならない賃金の最低額」のことです。

法律(最低賃金法)で定められており、アルバイトやパート、正社員など、すべての労働者が対象になります。

 

 

強制力は?

 

守らないと違法です。

もし最低賃金を下回る金額で働かせた場合、その契約は無効となり、会社は差額を支払わなければなりません。また、罰則もあります。

 

 

経営への影響は?

 

最も大きいのは、人件費の増加です。
特にパート・アルバイトなど、時給制の従業員が
多い職場では影響が大きくなります。
また、採用条件の時給も増加します。

 

 

お困りの方は、弊事務所までご相談ください

 

 

(文責:野 慎一郎)

© 税理士法人光成会計事務所 沖縄支店